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宇都宮の工場用地|選ぶ前に確認すべき5つの条件と相場
不動産購入
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2026.08.02
不動産購入
2026.08.02

■ 今回の記事はこんな方におすすめいたします。(記事時間5分)
・宇都宮・栃木県内で工場用地の取得を検討している法人担当者の方
・工場用地を選ぶ際にどんな条件を確認すればいいかわからない方
・補助金制度も活用しながらコストを抑えて用地を取得したい方
「工場の移転先を宇都宮で探しているが、どんな土地を選べばいいかわからない」——。
工場用地の取得は、オフィスや住宅とは異なる専門的な確認事項が多く、見落としがあると建設後に多額の追加費用が発生したり、操業開始が大幅に遅れるケースがあります。
この記事では、宇都宮で工場用地を選ぶ前に必ず確認すべき5つの条件と、相場・補助金情報を宅地建物取引士の実務視点から整理しました。
工場用地を探す際に最初に確認すべきことは用途地域です。都市計画法により、土地ごとに建てられる建物の種類が定められています。工場を建設できる用途地域は主に以下の3種類です。
用途地域 | 工場建設 | 住宅建設 | 特徴 |
準工業地域 | ○(一部制限あり) | ○ | 軽工業・倉庫向け。住宅地に近いエリアも多い |
工業地域 | ○(ほぼ制限なし) | ○ | 製造業・重工業向け |
工業専用地域 | ○(制限なし) | ✕ | 工場・倉庫専用。住宅・商業施設は建設不可 |
重要なのが、準工業地域では爆発物・危険物を扱う工場や、周囲の環境を悪化させるおそれのある工場は建設できないという点です。取り扱う製品・原材料によっては、工業専用地域でしか建設できないケースがあります。
用途地域の確認は宇都宮市の都市計画情報マップで行えます。ただし、正確な情報は宇都宮市担当窓口または不動産会社への相談で確認することをおすすめします。
工場用地を選ぶ際に意外と見落とされがちな確認事項が工場立地法です。
宇都宮市では、敷地面積9,000㎡以上または建築面積3,000㎡以上の工場を新設・変更する場合、工場立地法に基づく届出が必要です。また、用途地域ごとに敷地内に確保しなければならない緑地面積率・環境施設面積率が定められています。
宇都宮市の準則(宇都宮市独自の緩和措置適用後)は以下の通りです。
用途地域 | 緑地面積率 | 環境施設面積率 |
工業地域・工業専用地域 | 5%以上 | 10%以上 |
準工業地域 | 10%以上 | 15%以上 |
(参照:宇都宮市「工場立地法に基づく届出」https://www.city.utsunomiya.lg.jp/sangyo/kigyo/kigyorichi/1006882.html)
たとえば10,000㎡の工場用地を工業地域に取得する場合、最低500㎡の緑地確保が必要です。生産施設だけで敷地を使い切ってしまうと法令違反になるため、用地面積の計算には緑地スペースを必ず組み込みましょう。
用途地域と工場立地法の確認が終わったら、次は候補地ごとに以下の5点を確認します。
工場への原材料搬入・製品搬出には大型トラックの通行が前提です。前面道路の幅員が不足していると、大型車の乗り入れができず操業に支障をきたします。大型トレーラーの通行には概ね6m以上の道路幅員が必要とされています。また、近隣道路の耐荷重・橋梁の制限なども確認が必要です。工場建設後に「搬入ルートが使えない」という事態を防ぐため、現地確認を必ず行いましょう。
製造設備・空調・照明などの電力需要は工場によって大きく異なります。大型プレス機・溶接設備・大型冷却設備などを使用する場合、一般の低圧電力では容量が不足し、高圧・特別高圧の引き込み工事が必要になります。引き込み工事費は数百万〜数千万円規模になることもあるため、購入前に東京電力パワーグリッドへの事前確認が欠かせません。
製造工程で発生する工場排水の処理は、法令上の義務です。公共下水道への接続が可能かどうか、または浄化槽・排水処理設備が必要かどうかを事前に確認します。特に食品・化学・金属加工業では、排水基準が厳しく、専用の処理設備設置が必要なケースがあります。自治体の下水道担当窓口への確認が必要です。
工場用地では建物の重量が大きくなるため、地盤の強度確認が重要です。軟弱地盤の場合は地盤改良工事が必要になり、数百万〜数千万円の追加費用が発生します。また、工場跡地や埋立地では土壌汚染のリスクがあります。土壌汚染対策法に基づく調査(フェーズ1〜フェーズ2調査)が必要になるケースもあるため、地歴の確認は必須です。
工場から発生する騒音・振動・臭気は、周辺環境への影響から法令で規制されています。宇都宮市では騒音規制法・振動規制法に基づく規制地域が指定されており、工場の操業時間・騒音レベルに制限が設けられています。特に準工業地域では住宅が混在するケースが多く、操業後に近隣からの苦情リスクがあります。事前に宇都宮市の担当窓口で規制内容を確認しておきましょう。
宇都宮市では、工業団地等に工場を新規立地・増設した場合に「企業立地等支援補助金」が受けられます。
対象地域は、宇都宮工業団地・清原工業団地・瑞穂野工業団地など8つの工業団地のほか、工業専用地域・工業地域・準工業地域全域が含まれます。
費目 | 補助率 | 限度額(基本補助) | 限度額(大規模上乗せ) |
土地取得費 | 5% | 3億円 | 7億円 |
建物建設費 | 5% | 3億円 | 7億円 |
設備購入費 | 5% | 3億円 | 7億円 |
大規模上乗せ補助(限度額7億円)はモビリティ産業・情報通信産業・半導体関連産業・蓄電池産業が対象です。
主な申請条件は以下の通りです。
・土地取得後5年以内に操業を開始すること
・補助金交付決定日から10年以上操業すること
・市内在住の新規正規雇用者を1名以上雇用すること
(参照:宇都宮市「企業立地等に対する支援」https://www.city.utsunomiya.lg.jp/sangyo/kigyo/kigyorichi/1006880.html 2026年4月1日更新)
※補助金の申請は土地取得後6ヶ月以内の事前届出が必要です。取得前から不動産会社と連携して進めることをおすすめします。
宇都宮市内の工場用地(工業地域・準工業地域)の坪単価は、エリアによって異なります。あくまでも参考値としてご活用ください。
エリア | 用途地域 | 坪単価目安 |
清原・平石工業団地周辺 | 準工業・工業 | 10〜25万円/坪 |
鬼怒川沿い工業地域 | 工業・工業専用 | 8〜18万円/坪 |
雀宮・南部エリア | 準工業・工業 | 7〜15万円/坪 |
宇都宮IC・上三川IC周辺 | 準工業・工業 | 8〜20万円/坪 |
※実際の取引価格は個別の物件状況により異なります。最新の相場は不動産会社への相談でご確認ください。
なお、工業団地内の整備済み区画と、市街地内の既存工業地域では、価格だけでなく、インフラ整備状況・前面道路幅員・周辺環境が大きく異なります。価格だけで判断せず、前述の5条件と合わせて総合的に評価することが重要です。
オフィス・ティ・エムは、マスケングループの不動産会社として、土地取得から設計・施工までをワンストップで対応できる体制を整えています。
工場用地の選定では、用途地域・工場立地法・地盤・インフラなど専門的な確認事項が多岐にわたります。グループ内に一級建築士事務所と特定建設業許可を持つ建設会社を抱えているため、土地選定の段階から建築の専門家が関与し、「この土地にこの規模の工場が建てられるか」を購入前に確認できます。
補助金申請のサポートも含め、用地探しから建物完成まで一つの窓口でご対応します。
・相談無料 / 秘密厳守 / 栃木全域対応
【無料相談はこちら → https://officetm.jp/contact 】

・工場が建設できる用途地域(準工業・工業・工業専用)を最初に確認する
・工場立地法の緑地面積率(工業地域5%以上・準工業地域10%以上)を用地面積の計算に組み込む
・前面道路幅員・電力容量・排水処理・地盤・騒音規制の5点を現地で確認する
・宇都宮市の企業立地等支援補助金(土地・建物・設備各5%・最大3億円)を積極的に活用する
・価格だけでなく5条件を総合的に評価して用地を選ぶ
オフィス・ティ・エムについて
オフィス・ティ・エムは、宇都宮市に拠点を置く総合不動産コンサルティング会社です。マスケングループの一員として、土地取得から設計・施工まで一貫した体制で、お客様の大切な資産づくりをサポートいたします。法人の事業用地取得・土地活用から、個人の売却相談まで幅広く対応します。漠然としたご要望でも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。
所在地:栃木県宇都宮市西川田東町11-1 TEL:028-653-0116 受付:8:30〜17:30
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